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更新日:2022年11月21日
・令和4年11月18日(金曜日)午後8時30分頃、駅東口に向けて306号車が車両基地を出発し、午後10時30分頃到着
・翌19日(土曜日)午前0時30分頃、2番線停留場への入線試験を行った後、分岐器の入線試験を行うため、再度、「ライトキューブ宇都宮」南側交差点付近から、2番線停留場に向け、進入したところ、曲線部において先頭車両の4輪と中間車両の後方2輪が脱線
・進行方向に約10m進行し、歩道の部分に車両が進入停車、その際に車止め3本、地上変圧器を破損、また、車両先頭部及びパンタグラフを破損、なお、車両には運転士を含め15名が乗車、負傷者は無し
・東京電力の系統電源の安全性を確認後、午前4時12分から、脱線復旧装置を用いて復旧作業を開始
・午前9時45分頃、脱線車両が軌道に復帰し、午前10時59分頃、牽引用のLRT車両を先頭に車両基地へ回送、午後0時20分頃、車両基地到着、現在、引き続き、脱線現場と306号車の損傷状況を確認中
添付ファイル参照
・レールの構造:溝レール
・道床構造:バラスト
・曲線半径:R25
・舗装構造:コンクリート舗装
・設計速度:15km/h
現時点における関係者からの聞き取りでは下記のとおり
車両担当の現場責任者の指示のもと、分岐付近から時速13km/hにて走行したところ、分岐器を通過し曲線進入時、異常を感じ、非常ブレーキをかけたものの衝撃を感じ停止
なお、車両基地から当該位置までの運行及び直前の試験において車両に異常は感じなかった。
有識者のご意見をいただきながら、軌道事業連携会議にて下記について検証
・ドライブレコーダー等による運行記録の確認
・脱線事故現場、車両の破損状況などの確認
・事故原因の究明と対応策の検討など