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更新日:2021年2月19日

ハクビシンの被害と対策

ハクビシンの特徴

・運動能力が高く木登りが得意

・夜行性で夜行動する。

・同じ場所に糞尿をする。

・糖度の高い果樹を好んで食べる。(果樹の被害が多いが、生ごみなど餌を求めて住宅周辺にも現れる。)

ハクビシンによる被害

芳賀町でも町内全域でハクビシンの生息が確認されており、好んで食べるいちごや梨を始め、ぶどうや柿のほか、トウモロコシなどの被害も発生しています。

また、家畜やペットのエサや民家の生ごみを荒らしたり、民家や神社の屋根裏に進入し、糞尿をするなどの被害も発生しています。

ハクビシンの被害を防ぐために

餌場を作らない

農作物の収穫残滓を放置しない。(特に夜間野外に放置しない。)

犬や猫の餌の残りを屋外に放置しない。

缶ジュースなど甘い飲み物の缶ごみなどは、良く洗ってから捨てる。

◎芳賀町では、秋に収穫されない、また収穫後に残った柿にハクビシンが引き寄せられているのではないかという意見が寄せられています。完熟した果実があるとハクビシンが餌を求めて引き寄せられることで、近隣の方にも迷惑になる恐れがありますので、熟した果実類を放置しないことによるハクビシン被害の防止に御協力をお願いします。

寝床を作らせない

下草刈りを行い、きれいな環境を保つ。

屋根裏や換気口などの入口となるスペースは塞ぐ。

神社や空家など人気のない建物はこまめに見回りをする。

進入路をなくす

屋根や畑に移動できそうな木の枝を剪定する。

寝床から餌場までの草刈りや落ち葉を清掃する。

捕獲罠で捕獲する

野生の動物は、「鳥獣保護法」によって保護されているので、勝手に捕獲することはできませんが、農作物や生活被害を発生させている個体に限り、許可を受けて捕獲することができます。

捕獲の許可申請は農政課の窓口でできます。また、捕獲罠の貸出しも行っておりますので、被害にお困りの方は、農政課までご相談ください。

捕獲罠での捕獲について

罠の餌は、好物である甘い果物などが捕獲に有効です。

罠の設置は、餌場に向かう通り道に直角に設置するのが有効と言われています。


お問い合わせ

部署名:農政課農業振興係

〒321-3392 栃木県芳賀郡芳賀町大字祖母井1020

電話:028-677-1110

ファクス:028-677-6088