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更新日:2025年5月2日
町内にて毛の抜けたタヌキの目撃情報が寄せられました。
毛の抜けたタヌキは、ヒゼンダニという肉眼ではほとんど確認できない大きさのダニによる疥癬(かいせん)という病気にかかっているおそれがあります。この感染症は犬、猫、アライグマ、ハクビシン、まれに人間にもうつることがあります。感染すると数日から数週間にかけて激しいかゆみが生じることがあります。
毛の抜けた動物を見かけた場合は、近寄らないようにしてください。また、そのような動物(動物から剥がれ落ちたかさぶた状の皮膚も含む)に触れてしまった場合は、よく手洗いを行ってください。
町では、野生・飼育下問わず、そのような動物の保護は行っていません。
死んでいるのを発見した場合は、土地の所有者・管理者で対応していただくことになります。死骸を処分する場合はマスクやゴム手袋を着用し、市販のごみ袋等に入れてしっかりと密封したうえで町指定ごみ袋に入れ、燃えるごみとして処分してください。処分後は感染防止のため手洗い、うがい、消毒をしてください。
疥癬症にかかっているタヌキは数週間ほどで衰弱し死んでしまう場合が多いですが、周りにえさがあると延命し、住宅地等を徘徊します。疥癬症のタヌキは免疫力が落ち、さまざまな病原体に感染しているおそれもあります。
また、ペット等も疥癬症に感染しているタヌキとの接触によって疥癬症に感染するおそれがありますので、十分注意してください。ペットのえさ等が放置されていると、タヌキが寄り付きやすくなります。感染防止のためにもえさは放置せず速やかに片付けましょう。ペットが感染した場合は、動物病院へお問い合わせください。
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