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更新日:2025年6月24日

有機フッ素化合物について

有機フッ素化合物は、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。

有機フッ素化合物の中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきましたが、現在では、国内での使用・製造が原則禁止されています。

 

有機フッ素化合物の基準について

国は、水道水について、令和2年にPFOS・PFOAを水質管理目標設定項目に位置付け、当時の科学的知見に基づき安全側に立つという考え方から、PFOS・PFOAの合算値で50ナノグラム/リットル以下とする暫定目標値を定めました。

また、公共用水域や地下水についても暫定指針値として同様にPFOSとPFOAの合算値で50ナノグラム/リットルと定めています。

※ナノグラム:10億分の1グラムを示す単位

PFOS・PFOAとは?(環境省)(外部サイト)

水道水中の有機フッ素化合物について

上水道については、芳賀中部上水道企業団が定期的(年2回)に、芳志戸浄水場及び西田井浄水場それぞれの浄水(浄水場の出口)の水質検査を実施し、目標値以下となっていることを確認しております。

芳賀中部上水道企業団検査結果(外部サイト)

県内の有機フッ素化合物の実態について

栃木県では、県内の公共用水域及び地下水における有機フッ素化合物の実態を把握することを目的に、河川12地点及び地下水11地点で有機フッ素化合物実態調査を実施しました。

すべての地点において、PFOS及びPFOA(合算値)は、暫定指針値である50ナノグラム/リットル以下となっております。

【調査結果】令和6(2024)年度有機フッ素化合物実態調査(外部サイト)

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部署名:環境課環境政策係

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