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更新日:2021年2月19日
プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、使用済みプラスチック製品がポイ捨てや不法投棄されて景観を損ねたり、河川を通じて海洋へ流出したプラスチックごみが生態系に影響を与える海洋汚染が世界的な課題となっています。このような課題の解決のためには、ごみのポイ捨てをしないことはもちろんですが、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。このような状況を踏まえ、令和2年7月1日より、全国でプラスチック製買物袋、いわゆるレジ袋の有料化を行うこととなりました。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
限りある資源を未来につなぐため、みなさんが毎日の生活の中でできる「ごみをできるだけ発生させない(Reduce)」、「いったん使用された製品や容器等を再び使用する(Reuse)」、「ごみとなってしまったものをできるだけ分別して原材料として再生利用する(Recycle)」の「3R」の取組を広げていくことが重要です。
栃木県では「環境にやさしい買い物をしましょう」をサブテーマとして「マイバッグ・キャンペーン」を実施してきました。本年度は、全国一律に7月1日からレジ袋有料化が実施されることに先駆け、10月の3R推進月間に加え、6月を「マイバッグ・キャンペーン」の『取組強化月間』としています。
皆さんも、レジ袋有料化をきっかけに、日頃からマイバッグを持ち歩き、買い物時には不要なレジ袋を使用しないなど、できるところからプラスチックと上手に付き合う工夫をしてみましょう。
環境省が実施する「選ぼう!3Rキャンペーン」は、限りある資源を未来につなぐため、みなさんが毎日の生活の中でできる
・ごみをできるだけ発生させない(Reduce)
・いったん使用された製品や容器等を再び使用する(Reuse)
・ごみとなってしまったものをできるだけ分別して原材料として再生利用する(Recycle)
これら3Rの取組を広げていくことを目的とし実施されるものです。
毎年10月は、3R推進月間として、循環型社会の形成に向けた取組をより一層推進することになっています。
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