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更新日:2024年3月18日
第96回選抜高校野球大会が18日に開幕します。栃木県からは作新学院が出場し、22日鹿児島県の神村学園と対戦します。芳賀町から3名がベンチ入りし、頂きを目指します。一球一球全力でプレーしていただければと思います。頑張ってください。
3月15日、令和6年第1回芳賀町議会定例会で提案したすべての案件が可決され、終了しました。本議会では、令和6年度から令和17年度までの12年間を計画期間とした第7次芳賀町振興計画の基本構想を策定や令和6年度当初予算などが審議され可決されました。
今年4月からスタートする第7次芳賀町振興計画の基本構想の概要は、次のとおりです。提案理由の全文を掲載いたします。
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策定の想いでは、芳賀町まちづくり基本条例に掲げる町民参画による計画づくりの考え方のもと、小中学生、子育て世代、高齢者などの特徴的な5つの世代1,200人を対象とした町民意向調査を行うとともに、まちづくり委員会での協議やパブリックコメント、地区座談会の実施など、町民の皆さまの意見反映に努めてまいりました。また、各種団体の代表者などで構成する芳賀町振興計画審議会に諮問し、各分野での専門的な知見からのご意見も踏まえ、今年2月に第7次芳賀町振興計画の答申をいただいたところです。
目指すまちの姿では、「子どもから高齢者まで、安心して快適に暮らすことができ、多様な幸せを実現できるまち」として「スーパースマートタウン」~幸せを実現できるまち~を掲げさせていただきました。
脱炭素社会の実現やデジタル技術の活用によって、公共交通や子育て、教育、健康づくり、住宅環境の改善、空き家対策、災害対策、地域コミュニティなどさまざまな分野において、効率性を高め、町民の皆さまの生活の質を向上させることを目指すものです。
将来フレームでは、12年後の令和17年の将来目標人口を15,000人と設定いたしました。この数値は、国立社会保障・人口問題研究所が公表した人口推計と比較して1,600人を超える増加を見込んでおり、振興計画に掲げた重点施策を着実に実施することで、設定した将来目標人口15,000人の達成を目指します。
土地利用方針では、市街化区域においては、カーボンニュートラルに配慮した安全・快適な居住環境を備えた市街地の確立を目指します。市街化調整区域においては、トランジットセンター周辺や主要道路と公共交通の結節点等での生活拠点の形成を図ります。また、LRT沿線の利便性向上につながる土地利用計画を推進します。
「スーパースマートタウン」の実現に向けて、「“住みやすい”まち」、「“活気あふれる”まち」、「“持続できる”まち」の3つを目指すべき将来像として掲げています。また、それらを達成するため、「11の重点項目」を設定いたしました。
将来像1「“住みやすい”まち」では、4つの重点項目を設定しました。
1点目の「利便性が高い」では、祖母井地区、下原地区における住宅地整備を進めるとともに、空き家の利活用の推進、かしの森公園の再整備、新工業団地の創出などに取り組みます。
2点目の「子育てがしやすい」では、子ども家庭センターの新設や第2子保育料の無償化など、更なる子育て支援の充実に取り組みます。
3点目の「学びやすい」では、小中学校の体育館への空調設備設置を進めるほか、引き続き、特色のある英語教育や食育の充実に取り組みます。
4点目の「高齢者や障がい者にやさしい」では、保健、医療及び福祉の相互連携を推進し、更なる福祉サービスの向上に努めてまいります。
将来像2「“活気あふれる”まち」では、3つの重点項目を設定しました。
1点目の「人とモノの流れを活発に」では、地域ブランディングの強化のため、シティプロモーションや道の駅はがの機能拡充に取り組みます。
2点目の「稼げる農業に」では、持続可能な農業を実現するため、農業基盤の整備やスマート農業を推進するとともに、担い手の育成を図ります。
3点目の「いつまでも健康に」では、健康寿命の改善のための健康づくりの取り組みや、体育施設における熱中症対策、総合型地域スポーツクラブの設立などスポーツ活動を推進してまいります。
将来像3「“持続できる”まち」では、4つの重点項目を設定しました。
1点目の「人とまちにやさしい」では、カーボンニュートラルの実現のため、町民の皆さまや町内事業者の皆さまと連携をし、CO2削減や森林保全などに取り組みます。
2点目の「安心できる」では、災害・防犯対応力の向上として、引き続き、安全安心を確保するため「自助・共助・公助」による取り組みを推進します。
3点目の「つながるコミュニティ」では、人と人をつなげる地域コミュニティの強化と、人と地域、人とまちをつなげる地域交通の充実などを図ります。
4点目の「情報の流れを活発に」では、自治体DXを推進し、誰もがデジタル化の恩恵を享受できるまちを目指します。また、町民参画を実現するための広聴機能の充実などを図ります。
これらを実行することで、「子どもから高齢者まで、安心して快適に暮らすことができ、多様な幸せを実現できるまち」として「スーパースマートタウン」の実現を目指してまいります。
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<イベント情報>
3月23日、井頭公園周辺の特設周回コースで「JBCF真岡芳賀ロードレース」が行われます。芳賀町大字西高橋、打越新田地内は、交通規制されますので、ご理解ご協力をお願いします。
3月26日午後2時から4時まで、芳賀町工業団地管理センターで「就活フェア2024in芳賀町」が行われます。町内企業の合同説明会を一般求職者や令和7年3月卒業予定の大学生等を対象に実施するもので、町内企業への就職促進や正規雇用化を図るため、真岡公共職業安定所と協力して合同企業説明会を開催します。事前申込み不要で当日参加OK、入退場自由、参加費無料です。今まで知らなかった地元企業と出会う機会になってほしいという思いで企画しています。
宇都宮放送局と芳賀町では、芳賀町町制施行70周年を記念して、「真打ち競演」の公開録画が5月11日に芳賀町民会館で実施されます。NHKのWebサイト、イベント・インフォメーションで「真打ち競演」の申込受付が行われています。締め切りは、4月12日午後11時59分までですので、ぜひご応募ください。
令和6年3月18日
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