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更新日:2015年4月24日
芳賀町大字稲毛田
崇真寺
昭和46年6月25日
金色の円光を背に、白衣に包まれて岩上に趺坐(ふざ)する観音は、結んだ両手を袖先に埋めて膝の上に軽く置き、両目をやや伏せて前面を凝視している。澄んで厳しさをたたえた眼差し、開くことのない蕾のような朱唇、これらによって観音の豊満な肉体は、世俗の美女の艶治から離れて、高雅な品位を充分に示現している。白い衣に白い肌、簡素にして清浄の限りである。
荒井寛方(明治11年~昭和20年・1878~1945)作
縦125cm、横42cm
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