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更新日:2015年4月24日

千が窪古墳関係資料

町指定有形文化財(考古資料)千が窪古墳関係資料

千が窪

所在地

芳賀町大字祖母井

所有者

芳賀町

指定年月日

平成元年1月25日

解説

本古墳は、昭和42年に行われた開田工事により確認された。築造年代は6世紀前半から半ばと推定される。調査の時点で墳丘は削平されていたが、周湟の規模から径17m程の円墳と考えられる。周湟外縁からは埴輪棺が出土した。埴輪棺は当時、県内最初の発見であった。指定された出土遺物は、埴輪棺内部で発見された径約3cmの鉛製耳環2個・埴輪棺として使用された円筒埴輪3本と盾形埴輪2本・周湟内で出土した形象輪・土師器(甕・坏)・須恵器などである。埴輪の多くには三角の区域内に赤・白・黒の彩色が施され、当時の習俗や埴輪製造技術が垣間見られる資料である。

お問い合わせ

部署名:生涯学習課文化振興係

〒321-3304 栃木県芳賀郡芳賀町大字祖母井548-1

電話:028-677-0009

ファクス:028-677-4918