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更新日:2015年4月24日
芳賀町大字祖母井
芳賀町
平成元年1月25日
本遺跡は町の北西部に位置し、南流する野元川を崖下に見下ろす宝積寺台地の東縁部平坦面上に立地している。標高は136m、野元川右岸の沖積地からの比高は約26mである。現況は一部が山林として残されているほかは、工業団地の敷地となっている。昭和44年に圃場整備に先立つ緊急調査が実施され、九基の袋状土坑が確認された。遺物としては縄文時代前半の阿玉台式から後期の堀之内式までの土器が確認されているが、主体は中期後半の加曽利1式である。特筆すべきは、王冠状の把手や鶏冠状の把手を有する北陸系の土器が出土していることである。
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